パソコンやスマホなどの中にある個人情報のセキュリティ対策は必須ですね。
サイバー攻撃により、これらの情報が盗まれたり、消されたりする被害が世界中で多発していて、トップニュースにもなる程ですからね。
国レベルで日本では平成12年に、情報セキュリティポリシーに関するガイドラインが作られ、高度情報通信ネットワーク社会形成基本法が制定されました。
そしてその施策を迅速かつ重点的に推進するため内閣に平成13年、高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部=IT総合戦略本部が設置されました。
個人レベルでも、ニュースで話題になる被害に合わないために、個人で出来るセキュリティ対策ツールの基本的な使い方などを紹介しますね。
セキュリティ対策ツールの比較
パソコンやスマホ用のセキュリティソフトは、複数の会社から発売中ですね。
各社ともに自社製品が一番とサイトで謳っていますが、セキュリティソフトの比較は、結構大変です。
セキュリティソフトの何を比較するのか、比較項目が複数ある場合、どの項目を重視するかにより評価が分かれるからです。
ウイルスに対する免疫力で差があれば別ですが、この項目に対しては各社大差はありません。
むしろ、免疫力が強いセキュリティソフトは、誤検出も多くなる傾向があり、安全側で評価すればプラスですが、使い勝手の面ではマイナス評価です。
個人としては、価格も無視できない項目ですね。
ですから、個人で複数のセキュリティソフトを(絶対=主観なしに)評価することは困難ですよね。
私はセキュリティソフトの比較が無意味とは言いませんが、たとえそれがプリインストールのセキュリティソフトだとしても、結局インストール中のセキュリティソフトが総合的に良いと判断することになると思います。
プレインストールセキュリティソフトは利用契約期間までは無料で使え、利用期間が切れて新たにセキュリティソフトを調べてインストールするよりも、契約延長の方が簡単に出来、使い慣れてもいるからですよね。
評論家や雑誌をいろいろと参考にして選ぶ事も選択肢の一つだと思います。
しかし、これはセキュリティソフトをPCにインストールする前の話です。
では、インストール中のセキュリティソフトをどのように使えば良いのかについて、ノートンインターネットセキュリティを例に2つポイントを示しますね。
この2ポイントは、全てのセキュリティソフトで共通の重要事項です。
ノートンインターネットセキュリティ
いろいろな比較項目で評価が高いセキュリティソフトの1つが、米国)シマンテック社のノートンインターネットセキュリティです。
シェア世界1位と言われます。
このノートンインターネットセキュリティで、扱い方のポイントを示します。
ポイント1は、
セキュリティソフトの更新:Updateを行い、ウイルス定義を最新版にすることですね。
日々増加するウイルスに対応するには、最新のウイルス定義が必要です。
ノートンインターネットセキュリティの更新は、メインウィンドウで、[セキュリティ]をダブルクリックしてから[ライブアップデート]をクリックします。
ポイント2は、
契約有効期間のチェックです。
セキュリティソフトの多くは、1年~3年で提供会社との利用契約が切れるのが一般的です。
利用契約が切れると、情報の安全性は保てません。
ノートンインターネットセキュリティの有効期間は、メインウィンドウで[ヘルプ]をクリックし、[有効期間の状態]をクリックすると解ります。
セキュリティマネジマントとセキュリティポリシー
セキュリティマネジメントやセキュリティポリシーという言葉を聞いたことがある方もいると思います。
セキュリティマネジメント
厳密な意味でのセキュリティマネジメントとは、国や企業団体レベルでは情報セキュリティを管理するための枠組みを作成し、実施することで、組織の管理者能力を示します。
今や組織にとって、ウイルスの標的型攻撃や内部不正などの多種多様なIT分野での脅威は、経営課題となっています。
情報セキュリティを確保することは、IT技術面の対策ばかりでなくセキュリティマネジメントにおいて、適切な情報管理・業務フローの見直し・組織内規程順守などの人による管理面の対策が重要になりますよ。
一方国レベルでは、情報セキュリティマネジメント試験が、国家試験「情報処理技術者試験」の新たな試験区分として平成28年度から春期=4月と秋=10月の年2回実施されるようになりましたね。
セキュリティポリシー
また、セキュリティポリシーは、組織や情報デバイスで、情報をどのように守るのかについての基本的な考え方を示します。
企業団体では、セキュリティポリシーをインタネット上に公開しております。
例えば、皆さまがよく普段お使いになるauではこのようになっておりますよ。
KDDIのセキュリティポリシーはコチラの公式サイトから
セキュリティポリシー windows
例えば、個人レベルではWindowsのログインに使うパスワードの長さや有効期間などが、このセキュリティマネジメントとセキュリティポリシーの結果だと言えば、雰囲気がお解かりになるでしょうか。
Windowsログインパスワードは、英数字で何文字以上にするとか、設定パスワードの有効期間を設定する事は可能ですね。
普通はデフォルト(8文字以上、期間永久)で使っていますが、不特定多数が同じパソコンを使う時は、これらをより強固な設定(例えば16文字以上、有効期間2週間など)に変更する方が、内部の情報が安全だと感じるでしょう。
このように、個人でもセキュリティマネジマントとセキュリティポリシーを意識しておくことは、今後必要になると思います。
セキュリティソフトは、個人情報をウイルスなどから守る対策ですが、万一の場合の被害に対する保険ではありません。
セキュリティソフトが破られた時には、どう情報を回復するか、パスワードの長さや管理方法はどうすべきかを、個人レベルでも情報のセキュリティ対策を検討した方が良い時代になりつつあると思いますね。
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